視野の広いエンジニアが
プロジェクトの成功を支える

デベロッパー
Nobuyuki Nishigaki / 西垣 伸之
PROJECT

Summary

さまざまなクライアントの依頼に対して、国内にとどまらず上海やホーチミンをも拠点にし、技術的なコンサルティング全般を担う。現状の計画では何ができて、何ができないのか。どのように仕組みを作れば、要望を実現できるのか。アイディアスケッチやプロトタイプの制作からコンセプトを立証したり、使うべき技術を検討し、アウトプットの方法を探っていくのが、主な仕事の手順だ。大規模なアプリやサービスのフロントエンド設計やコア部分の実装にとどまらず、ホロレンズやスマートスピーカーを使った実験的な実装なども手がける。

Team

成果を生み出すために
技術のすべてを描く

西垣がチームにジョインするのは、技術コンサルティングが必要となるタイミングが多い。ある程度のゴールが見えている案件に対して、どのように具現化するか方法を考える。13歳からコードを書いているスキルを活かして、外部の人間とともに上流から技術を設計し、形にしていくのだ。手を動かすだけではなく、ディレクションまで担うのは、デベロッパーというポジションの最終形ともいえる。

関わる人材…UXディレクター、ディレクター、アートディレクター、デベロッパー

チームが機能することで、
大きなスケールに挑戦できる

13年前、エンジニアとしてフォーデジットに入社した西垣は、当時から技術策定や資料作成などにも積極的に関わっていた。前線でコードを書くのと同じように、いずれ自分にとって必要になるスキルだと肌で感じていたのだろう。さまざまな案件をこなせるようになり、フロントエンドもバックエンドも経験し、多くのスキルを身につけた。しかし、一人でつくれるものの“サイズ感”に気づいたことで、自身の中にマインドシフトが起こった。
「もっとスケールが大きく、かつ影響力のあるものをつくっていくためにも、チームでやることを意識するようになりました。そのなかで僕は、テックディレクターという観点から、UXデザインにどうコミットしていくのかを考えるようになったんです」

そうして西垣は、少しずつプロジェクトの上流で存在感を発揮しはじめる。依頼された案件は何のためのツールで、自分たちの技術をどう活かすべきか。クライアントと話し、ときにはワークショップなどを交えながらゴールを見つけていくことも、西垣のミッションだ。

お互いの専門領域を融合させて、
納得感のあるゴールを

プロジェクトが動き始めるとき、フォーデジットはまず、情報のインプットに時間をかける。
「それが膨大な作業になっても、なぜこうしているのかわからないまま手を動かすより、ずっといい。制作物の流れをちゃんと理解していれば、発展的な提案もできるし、何よりエンジニアとしてのテンションがまったく違ってきます」
案件が持つ課題もさまざまだ。だからこそ、アイディアを出す人間は多いほうがいい。ビジネス感の鋭い人、カスタマー体験に強い人、技術に詳しい人……幅広いスキルや横のつながりが効いてくる。自分のフィールドを維持しつつ守りながら、相手の分野とどれだけ化学反応できるか。専門知識を持って多角的に話し合うからこそ、みんながゴールに合意しながら進められるようになる。

具体的な進行計画をつくるにも、データは強い。技術策定の段階で、さまざまな分岐点とバックアッププランを考えられるのは、これまで積み重ねられた経験があるからだ。変更が発生しそうな部分はあえて作り込まないことで、作業の追加を防いだりもする。
「コーディングスキルは勉強すれば身につくけれど、進行の勘どころは、経験を積まないと見えてこない」
誰もがリアルな経験の重要性を知っているから、フォーデジットのエンジニアは伸びていくのだろう。

つねに新しいトライを取ることが
スキルの本質を磨く

フォーデジットに、同じ仕事はひとつもない。
「そもそも、毎回新しいプロジェクトに新しい座組で向き合うから、勝ちパターンはないんです。似ている案件でも、前回に成功したモデルをそのまま持っていくことはありません。技術はすぐに新しいものが出てくるし、同じことをやっていても仕方ないから」
たとえ近しい案件でも新しい技術を取り入れて、別のやり方を試してみる。興味のあった技術をさわって、次に何ができるかストックしておく。外部のエンジニアと、足りない部分を補い合う。そんなチャレンジの繰り返しで、学べるスキルはとても多い。
また、顧客やパートナーとのコミュニケーションにも前のめりだ。技術の話は、エンジニアが前に出て進めるほうが早い。チームとして“面”で仕事に取り組むことが、結局はプロジェクトにとってもプラスの結果をもたらす。

フォーデジットは2020年までに、デジタル領域で存在感を持つための100事例を積み上げていく計画だ。
「いましていることを突き詰めていけば、きっと大丈夫。数を達成するには頑張らないといけないけれど、本質的な仕事のやり方は身についてくると感じています」
技術責任者として、西垣はすでに確かな手応えを感じ始めている。

視野の広いチームで、
価値観を響かせ合う

ただし、どれだけ技術がうまくいっても、プロジェクト自体が成功しなければ意味がない。プロジェクトがうまくいくための行動を、第一に考える。多くのプロフェッショナルと協業するなかで、エンジニアの視野はどんどん広がっていく。
「何が自分たちに求められているのかつかめるようになれば、もっとプロアクティブに動けるようになります。そんなチームが生まれると、考え方は伝播していくはず。どうせなら新しいことをちゃんとやっていこうとか、プロジェクトの成功は“つくる”だけじゃないよねとか……みんなが感じた価値観を渡し合って、さらに伸びていけると思う」

フォーデジットでエンジニアとして働くからには、手を動かすだけじゃない面白さも感じてほしい。小さいチームだからこそ、価値を発揮できる場所を増やすことが大切なのだと、西垣は言う。
「コーディングに優れた人がただコードを書くだけじゃなくて、レギュレーションまで作ってしまう。そして、そのおかげで別の10人が同じ質のコードを書けるようになったら、すごくバリューがありますよね」
それぞれの得意分野が絡み合い、一人ひとりが前に進み続けられる環境。大きなスケールのものづくりをするために、西垣がいま整えているチームの在り方だ。